第24回 ゴルフ5レディス、
運命の最終日、決勝ラウンド。

台風が近づいてはいるが、その影響はなく晴れ。
太陽へ向かってティーショットを放つ1番ティーグラウンドは
まさに"サニーフィールド"への挑戦の始まりである。

スタートから魅せたのはGOLF5所属のイ ナリ。
2連続バーディーで首位の申ジエとイ ミニョンに並んだのだ。
この勢いが続くと思われた矢先の3番でまさかのWボギー。

逆に最終組のもう一人、黄金世代の淺井咲希は
3番でバーディーを奪い、首位に並びかける。
だが次の4番でイ ミニョンがバーディーを奪って単独首位に立つ。
淺井は5番で落とすものの、7・8番を連続バーディー、
申ジエも同じく2つ伸ばし、
前半を終えて3人は結果的に2つずつ伸ばしたことで
スタート時と変わらず、首位は申ジエとイ ミニョン。

一方、一組前の黄金世代・高橋彩華が6番から怒涛の4連続バーディー。
淺井・イナリと並んで、首位と1打差の13アンダーまで浮上。

下位からは岡山絵里が3連続を含む5バーディーノーボギーで
順位を押し上げるが、優勝争いまでは届かない。

INスタートでは、GOLF5所属の武尾咲希と穴井詩が
チームGOLF5としてイ ナリに続けと言わんばかりに躍進。
武尾はこの日のベストスコア65で7位タイまで浮上、
穴井は最終18Hで一つ落として66とし、13位タイまで浮上した。
イ ナリが8番からの3連続バーディーで1打差に迫ったのは
その想いが伝わったのかもしれない。

後半の首位争いの方はと言うと、
10番でイ ミニョンがバーディーーを奪って単独首位に。
淺井もバーディーで申ジエとともに1打差で追う。
すると12番でイ ミニョンがボギーを叩き、
最終組の三人が14アンダーで肩を並べた。
まさに三つ巴のデッドヒートと化した優勝争い。

続く13番で淺井とイ ミニョンが抜け出し15アンダー。
14・15番はオールパーで迎えた16番、
イ ミニョンが一人バーディーを獲ってこの日三度目の単独首位に。

17番ショートをパーとした三人は、運命の最終18番、
イーグル賞が懸けられた最長ロングである。
追いつくにはイーグルしかない申ジエ、
バーディーが絶対ほしい淺井咲希。

第3打は、カップインするしかない申ジエから。
その打球は何とピンの根元にドンピシャのベタピン。
大ギャラリーはどよめき喝采を送ったが、優勝はほぼなくなった。
続くイ ミニョンはバーディーが狙える位置に。
しかし、淺井はさらに内側にオンし、誰もが淺井が追いついて
プレーオフを想像したにちがいない。

イミニョンがバーディーパットを外した時点で
さらに想像は現実に近づいたが、淺井のバーディパットは
無情にもカップインせず、イ ミニョンの優勝が決まった。

大いに湧かせてくれた三人に対して、
ギャラリーから大きく温かな喝采が送られた。

3日間トータルの「最多バーディ賞」は18個奪った
イ ミニョンと高橋彩華が獲得。
ベストアマは、23位タイに入った高校2年の六車日那乃が獲得した。

振り返れば、とにかく強かった韓国
勢、
シブコ・勝・原・河本不在でも活躍する黄金世代、
最終日に奮起したチームGOLF5の三人。
新たなるステージ「サニーフィールド」で開催された白熱の大会は
こうして幕を閉じた。

今年も熱いご声援、誠にありがとうございました。

今季1勝後、悔しい3度の2位を味わい、ようやく2勝目を手にしたイ ニミョン。
その笑顔は晴れやかで、次週のメジャーへ2週連続優勝を目指し、その先の賞金女王へ…
最終組で唯一ノーボギーながら、結果的にわずか1打足りなかった申ジエは連覇ならず。
二人の韓国の強者に引けをとらない踏ん張りを見せた淺井咲希。最終のパットが悔やみきれない。
最多バーディ賞を獲得した高橋彩華は爆発力を証明した。10人目の黄金世代Vも近い?!
スタートから我慢のパーが続いたが、3連続バーディーから一気に盛り返し5位タイに入った岡山絵里。
チームGOLF5のイ ナリは序盤に首位に並ぶ活躍。3打差の5位タイに入る活躍を見せた。
木村彩子は珍しい記録。最終日パーはわずか3つ。1イーグル・5連続を含む8バーディー・5ボギー・1ダブルボギーの69で19位タイ。