第23回 ゴルフ5レディス、
運命の最終日、決勝ラウンド。

第1組スタート時には朝方の雨も上がり、曇り空だったが、
第4組のスタート時には晴れ間も現れ、最高の最終日を迎える予感がした。

徐々に増えていくギャラリーの中、
予選通過の計56選手がそれぞれの想いを胸に
スタートしていった。

12アンダーの申ジエが単独首位で迎えた最終日、
最終組は、申ジエ、比嘉真美子、李知姫。
1組前に小祝さくら、安田彩乃、濱田茉優。

首位の申が1番でいきなりバーディを奪った時は
実力者・申だけに独走の展開か?!と思われたが、
黄金世代の中で賞金ランキングが最も高い位置にいる
小祝さくらが待ったをかけた。

3・4番を連続バーディとして1打差に迫ると、
4番で申がボギーとして一瞬首位に並ぶ。
しかし、続く5番で小祝がボギーとしたため、また申がトップに。

7番で小祝が追いつくと、同じホールでしっかり申も伸ばし 突き放す。
結果、共に前半を「35」として2打差のまま。

追いかける比嘉真美子は9番でダブルボギー、
李知姫は1バーディで1打差という展開。


後半に入ると、小祝が奮起する。
10・11番バーディ、12番で落とすものの、13・14番でバーディという粘りを見せる。

申も13・15番で並びかけるが、16番でさらに伸ばした小祝が4度目の単独トップに。
このまま逃げ切ればツアー初優勝…誰もがそう思い始めたところ
難関17番でボギーを叩き、また並ばれてしまう。

結局14アンダーで並んだ二人によるプレーオフに突入。
そしてここからまた波乱が起こる。

1ホール目を共にパーとしたところで、雷雲接近による競技中断。
1時間以上の中断後、ラストシーンを見届けようと残ったギャラリーが見守る中、
まだ雨が落ちてはいたが競技再開。

申は安定したティーショットでフェアウェイセンター。
小祝は1ホール目と同様に左のラフへ。
何とか2オンするが、返しのパットを外してボギー。
申は難なくパーパットを沈め、申の今季2勝目が決まった。

ギャラリーからは申と小祝の二人に対して大きな喝采が送られた。

3位タイには今日スコアを6つ伸ばした黄アルムと、
4つ伸ばした濱田茉優、1つしか伸ばせなかった比嘉真美子の3人が入った。

ベストアマチュアには、沖学園高校3年の後藤未有が輝いた。


今年も熱いご声援、誠にありがとうございました。

最終日こそ目指したスコアではなかったが、やはり勝負強かった申ジエ。
中断時も集中力だけは切らさなかったという申はこれで今季2勝目。
賞金女王レースで鈴木愛、アンソンジュを追撃体勢に入るだろう。
3度目の正直ならず…プレーオフに敗れ、今季3度目の2位となった小祝さくら。また強くなったに違いない。
9番のロストボールでWボギーとして優勝争いに加わりきれなかったがそれでも3位タイとした比嘉真美子。
香妻琴乃と共に今日のベストスコア・66で10位タイから3位タイまで順位を上げた黄アルム。

前半1オーバーとしながらも、後半5つのバーディを奪い、自身の最高位タイトなる3位タイとした濱田茉優。
得意のコースで連続バーディも2つ止まりだったが、ノーボギーのラウンドで6位タイとした成田美寿々。
GOLF5所属のホステスプロとして最上位8位タイに入った穴井詩は、3日間ベストの68で締めくくった。