第9回大会
不動裕理がツアー30勝、史上最年少永久シードに。
みずなみカントリー倶楽部とは対照的なリンクスコース・北海道のアルペンゴルフクラブ美唄コースに会場を移した今大会。大きな湖、絡みつく洋芝のラフ、瞬間最大風速20mの激しい風が選手たちを苦しめる中、歴史を塗り替える新たなドラマを生まれた。
女王・不動裕理と優勝争いを繰り広げたのは、なんとアマチュアの中学3年生・金田久美子。最終日、1番でいきなり金田がバーディを奪い不動に並ぶが、7番を終えて3打差まで開く。ところが不動の連続ボギーと金田のバーディで再び9番で並ぶことに。まさか?!だが後半、攻める金田は4つのボギーで自滅。すべてパーセーブで切り抜け貫禄を見せつけた不動が見事ツアー通算30勝目を飾り、史上最年少で永久シードを獲得した。