第10回大会
怒濤のバーディラッシュで大逆転、不動裕理が大会連覇。
初日66という好スコアで首位に立ったのは、約2年優勝がない李知姫と、2勝目を目指す馬場ゆかり。2日目、スタートから4連続バーディを奪った新人・飯島茜が李に並びかけ、さらに3打差には2週連続優勝を狙う辛 炫周や歴代優勝者の福嶋晃子・塩谷育代ら5人。4打差には横峯さくら、馬場ら4人。そして、5打差には女王・不動裕理、アマチュアの金田久美子ら4人という混戦ムード。迎えた最終日、この中で怒濤のバーディラッシュを見せ、グングン順位を上げたのは、やはり不動だった。正確なショットが冴えわたり、バーディチャンスを6つも逃しながらも、8バーディ・ノーボギーの64という自身の持つ大会コースレコードを塗り替えてホールアウト。5組後の最終組を待つが、誰も追いつけず結果2打差をつけての連覇、6年連続賞金女王へ向けて最高の弾みをつけた。