第15回大会
逆転!大会2勝目を再びプレーオフで制した飯島 茜。
初日、首位に立ったのは馬場ゆかりと飯島茜。予選2日目、初日39位タイの上原彩子が、何と4連続を含む9バーディを奪う自己ベストの「63」で大会コースレコードを更新、単独首位に立った。飯島は1打差の2位タイ、馬場は2打差の4位タイに後退、2日目を終えて3打差内に12人という大混戦となった。
最終日、リーダーズボードはいきなり動き出す。まず、飯島が2番からの3連続バーディで首位を奪い返すと、6番を終えた時点で、2組前で3連続バーディを奪った若林舞衣子を含め3人が首位に並ぶ。だが、飯島はすぐに取り返し再び単独首位に立ち前半を終える。
そしてバックナインに突入するや、上原が連続バーディで逆転。しかし飯島は焦ることなく12・13番の連続バーディであっさり首位を奪い返し、16番で2打差をつけた。だが超難関の17番で飯島がボギー、上原はバーディで四たび並ぶ。18番でも決着がつかず、大会史上5度目となるプレーオフ突入となった。
プレーオフ1ホール目は共にパー。そして2ホール目、ティーショットを左バンカーに入れた上原が9番アイアンでミスし、何とか3オン。一方の飯島はフェアウェイからカップ右4mにつけ、見事バーディで締めくくり大会2度目となるプレーオフでの優勝を飾った。
大山志保の復帰戦、マンデーから出場したアマチュア青木瀬令奈の活躍など話題に尽きなかった今年の白熱の戦いは、こうして幕を閉じた。